4泊5日でキャンプに行ってきた!3日目

さて三日目。寒い!一昨日は雨の中暖かい状態で寝てたのに晴れてたからか昨晩は寒くてびっくりした。

雨だとあったかくて晴れだと寒い。そういうことですね。寒い。

さてまずは今日の目標を地図で確認

左下の島から右上に向かって左にある三つの湾を越えて左折そのまま沼地を進んで右折。

右上にある色々と文章が書いてあるあたりに35メートル越えの森があるということでそこを目指すことに。

天気はまぁ完全なる晴れというわけでもなく雨でもない。

風は若干強いかなというところ。まずは腹ごしらえとして味噌汁(いつもの)と何かを食べる。何を食べたのかは覚えていない。

そして寒いからと火おこし。

いつものマシュマロ。うまうま。

ってか気づいたけど携帯の電波が入っているんだが。

ロジャース(携帯会社)強いな。

さて朝7時に起きておいて出発は9時半というゆとりあるタイムスケジュール。

地図も忘れずに持ったし!出発!

途中で鳥の親子を見かける。

携帯変えてから画質がめっちゃ悪い。

何度も振り返る母親。かわよ〜〜

今回のキャンプにおいて初めてのポーデージ(ハイキング)を前に蛙!

ハイキングサイン!と何かの案内が貼られてある。

なるほど、マイクロチップの入った魚を釣り上げた時は連絡してねとのこと。

ってことは魚釣りが出来るんやね、余裕があれば来年釣りに挑戦するか、と話しながらちょっと休憩。

さて頑張って歩きましょうか。

地図によると、歩きやすいハイキング→歩きにくいハイキングか小さい池のチョイス→歩きやすいハイキングのルート。

最初の歩きやすいハイキングを越えて分岐点に到着。

歩きにくいハイキングはまぁ歩きづらそうだったので小さい池を越えるルートをチョイス

もう向こう岸が見える。でもこういう池は水がずっとそこに留まっているから匂いがちょっとする。色も赤色寄り。去年、キャンプ地につけずにこういう赤色の水をフィルターで濾してインスタントラーメン作ったのを思い出した。

池を越えたら歩きやすい900メートルぐらいのハイキング。カヌーを持つ手を所々変えながら進む。

去年は6月に行ったからか蚊が多くてボコボコに刺されたけど今回はハイキングはここだけ、しかも8月で蚊も少ない。休憩してもそんなに噛まれないのが助かる。

ハイキングを越えたら3つの湾を越えて今回最長の沼地へ。

入って10メートルぐらいのところで鳥の巣を発見。

大きな鳥が寝ていて微動だにしない。

あれってここの公園の人が置いた置物なんじゃない?とか言い出す主人。

ちょっと騒がしくしすぎてしまって起きてバサバサと飛んだり水中に潜ったりしながら警戒の鳴き声をあげる鳥。

ごめんよ、そんなつもりはなかったんやでーってその場を離れようとしてチラッと巣の中を見ると大きな卵

卵を守ってたんやね、ごめんね。

そこから長い長い沼地をひたすらに漕ぎ続ける。

主人は眠いのか漕がずにスナックを食べたり私の写真を撮ったりしてました。沼地は私1人でもどうにか進めるぐらい簡単。

沼地を抜け出す頃はすでに2時ごろ。

抜け出して次は小さい島を見つけたら右折!なのにも関わらず小さい島を見間違えてひとつ向こうの湾の中に侵入してしまった。

間違いに気づいてその湾から抜け出そうとするも入り口が狭いからか風がまとまってより強く吹いてきて全然外に出られない!自然に立ち向かうぞー!!とか言いながら頑張るもめっちゃ押されて全然出られない。そこから抜け出すのに30分ほど使う。

小さな島が小さすぎて見落とすというミスをしたあとどうにか右折。

その時は追い風が吹いていて心の中で、帰る時最悪なんじゃ?と思う。

あともうちょっとで35メートル越えの森林のところに着くと言ったところで帰宅時にどれぐらい時間がかかるか、などを主人が計算。

あとちょっとで着くけどこれはもう帰らないと間に合わないから今日はもう帰ろうという結論に。

そしてそこからUターンをして帰宅に向かうもさっきまでの追い風は向かい風。

全くもって進まない。そこでまた小さな島のところに戻るのに30分ぐらいかかる。

ってか横を通る3人乗りのおばさまがたは上手にコントロールして10分ぐらいで抜け出す。

やっぱ経験値が違うわ。コントロール不足やという私と、いやあなたのパワー不足やという主人とで喧嘩。

いいから漕げ、じゃないと帰れん!と言い合いながらどうにか沼地の入り口に到着。その頃には雨が降ってくる。

亀も出てくる。

雨に唄えばを歌ったり、雑談をしながら風に吹かれながら進む。

さっきの湾にハマった時は進まなかったから少なくとも進んでる、大丈夫と励まし合いながらひたすらに進んでいたら風が強すぎて私の帽子が吹き飛ぶ。が主人が見事キャッチ。

前回の記事には書き忘れていたけど、主人の帽子は昨日風が強すぎて吹き飛んでいき探したけど見つからず諦めていたので、上手にキャッチできた時は2人でおぉー!!と歓声。

もう帽子被るのやめとき、と言われて被らずに進むわけだが雨が目に入ってくるからまた帽子をかぶって進んでいく。

しかし、この沼地が長い。着く頃は雨止むかなぁとか言いながらずぶ濡れの2人。

カヌーの中にも水が溜まってきてるという主人。そんなに溜まってないけどなぁとか思っていた私。

後にわかることやけど、主人の方が体重重いからカヌーが傾いてて主人側に水が溜まってた。

沼地をもう少しで抜けるといった頃、最初に出会った大きな鳥の巣をもう一度撮る事に。

卵めっちゃあっためてはるわ。と思いながら通り過ぎる。

ちょっと流石にしんどいがすぎるので誰もいないキャンプ地に上陸して休憩。

この時6時前。だんだん暗くなってくる。まだハイキングも残ってる。

休憩地点のキャンプ場。ここで残りのスナックは全部食べ終わった。もう何も食べ物はない。

さてまた自然と戦いにいきますか。

休憩のキャンプ地点から右折して三つの湾を右手に見て通り過ぎる。そしてハイキング。

もうやるしかないから、行こう。

時折見えるキャンプ地で夕飯を食べている人たち。

私たちのキャンプ地はまだまだ先。風もある。腕も死んでる。でもやるしかない。

腕が痛くて苦しくてあーくそーあーって言いながら漕いでいると、出来る範囲でいいから休憩してもいいからって後ろから声が聞こえる。ちょっと休憩を挟むようにするけどだんだん陽が落ちてきてる。持っているライトは私の小さなライト一つだけ。明るいうちに進まないと詰む。

そしてここで900メートル越えのハイキングと小さな池、100メートル越えのハイキング。

降りて荷物を持って休憩なしでカヌーを持って歩く。

絶対休憩あると思ってたから死にかけながら歩く。でも限界。ちょっと待ってと休憩を2分ぐらいもらう。

口呼吸しないで鼻呼吸でというアドバイスを聞きながら蚊に刺される。

虫除けスプレーをお互いにかけまくって主人の目に虫除けスプレーが入る。

そこからは休憩なしでぶっ通しで900メートル越えを踏破。さっと小さい池に入って100メートル越えのハイキングを抜ける。

ラストランやでハズバンド。見てみてあの無駄に高い濁った波。ひたすらに吹く強い風。

この頃にはもう雨も控えめで夕刻の明るさ。

選択肢は二つ。このまま訳わからんほど荒れてる湖を気合いで乗り切る。

もう一つは空いているキャンプ地を見つけて来たる雷雨の中テントなしで一夜を過ごす。

時刻は7時45分。自分達の島はもう見えている。日の入りは8時台。

真っ暗になってしまったら詰むけど、後ちょっと。

主人は言う。このまま進むしかないやろ。救命ベスト着てるから最悪死ぬことはない。

2時間ぐらいあればきっと着く。ギリギリ。行こう。と。

ここで作戦を変えて私が後ろでコントロール。主人が前でエンジン役。

揺れるカヌー。漕ぐと主人が、コントロールだけに集中して!と。コントロールしてちょっとずつ進む。

出発して5分もたたない頃、遠くから音が聞こえる。

「おーい!!君らどこ行くんや!大丈夫か?どっか行くんやったら乗せたげるけど。」

いや、救世主!!

乗せてもらえたらありがたいです。とお願いし、乗船へ。

いやマジで助かっった!!

そこから主人と助けてくれたお兄さんとが色々と話をする。あんなに遠かった島が5分もしないうちにすぐ目の前に。

ひとしきりお礼を言ったら、爽やかに去っていった。

生きて帰ってきた。はぁ。よかった。

とりあえずご飯。食べよう。

今日のご飯は火を使わずに食べられる中国系のインスタントご飯。

これではないけどこんな感じのご飯で中に具と特殊なお米、お米炊く用の水と加熱用の水、カイロみたいなのが入ってて、具は具用の小さい方のトレイにお米は大きい方のトレイにお米用の水と入れてしっかり混ぜる。あとはカイロみたいなのを食べ物用のトレイとは別の下のトレイに設置、加熱用の水を入れて食べ物用のトレイを上に置く。蓋をして15分で完成。

蓋をして30秒ぐらいで湯気が出始めて急に調理し出す。

いや最近の技術すごいな。

待ってる間にカヌーの裏についていたヒルを観察。

夕焼けを撮影。

マジで生きて帰ってこれてよかった。

ご飯ができたので2人で食べるけど、疲れすぎたんか全然お腹空かん。結局20%ぐらいで残りを主人にあげた。対照的に主人はお腹が空いて主人の分と私の分の80%とあとなんか別のも食べてた。

さっと食べ物食べたし濡れた服は軽くテント内でかけてあとはもう寝ようとなって就寝準備。

肩が死んでるって主人が何回も言う。

もう寝よう。風がバサバサうるさいけど雨降ってるしきっとそんなに寒くない。寝よう。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぽつぽつと雨が顔に当たる。

その瞬間に全てを理解する私!テントの上のタープが風で飛んだ!!

うっすらと木が見える。

私たちのテントはテントの本体があってそれは天井と壁の一部がメッシュで出来ていて、さらにその上からタープをかけて雨を凌ぐタイプのもの。

その雨を避ける肝心のタープが吹き飛んでしまった様子。

主人に話しかける。タープ飛んでいったっぽい。

主人が眠りながら返事する。僕今全裸なんやけど。

確かに!主人の服は全部濡れてしまって裸族してはったわ!

今はまだ降り始めたばっかり、早々に直さないと本降りになったら大変!

靴も上陸時、浸水したものやから寝てる主人を跨ぎ小さなライトを持って裸足で外へ。

雨、風の中タープを設置し直す。あまりにも風で揺れてかけてたフックが外れた様子。

直し終わって、フック外れてたと伝えて次はカラビナ買っといた方がいいかもしれんな。って話して、さらに色々と話していたら雨が本降り。

僕はカヌーを漕ぐのを頑張ったし、あなたはテントを直すの頑張ったからチームワークやなー。とか言いながら眠りにつく主人。

はぁ、今日は過去一疲れた日だったかもしれんわ。

 

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